JA紀南・梅部会への調査

 JC総研主催の「マーケットインに対応した生産部会のあり方に関する研究会」として、和歌山県のJA紀南梅部会の取り組みを調査してきました。JA紀南は梅の大産地で、全国の梅生産量のうち約28%を占めています。

 梅の生産・販売の取り組みについては、りんごなどの他の果樹と大きく異なるため、とても興味深い話を聞くことができました。例えば漬物用梅の組合員からの販売ルートをみると、そのまま原料供給する場合と、組合員の手で一次加工して出荷する場合があります。さらに出荷先は、JA、卸売業者、産地バイヤー、漬物業者などが複雑に絡み合っています。また、ジュース用は栽培や販売方法が漬物用とは異なっています。生産部会は基本的に梅部会の1つですが、その取り組みは実需者のニーズに応じて、細やかに分かれて対応していました。 

 宿泊は地域振興の取り組みとして有名な「秋津野ガルテン」に泊まりました。廃校舎を利用して、宿泊所とレストラン・カフェなどを運営しています。そして、みかんなどの農産加工、直売所、地域づくり学校、農泊などの取り組みと連携し、持続可能な地域づくりに取り組んでいます。

 長野からだと少し遠いですが、大変学ぶことが多い活動なので、機会があれば足を運んでみてください。

f:id:ird:20180119151938j:plain